【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … ピジョン、ＤｙＤｏ、アイル　(3月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月3日から6日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アイル <3854>
　17年7月期第2四半期累計(16年8月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比33.3％増の1.8億円に拡大し、従来予想の1.4億円を上回って着地。

★No.2　共和工業 <5971>
　17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の4億4700万円に急拡大し、通期計画の4億6000万円に対する進捗率は97.2％に達し、5年平均の81.4％も上回った。

★No.3　エイケン工業 <7265>
　17年10月期第1四半期(16年11月-17年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比34.0％増の1.3億円に拡大し、11-4月期(上期)計画の2億円に対する進捗率は62.8％に達し、5年平均の50.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3854> アイル 　　　　ＪＱ 　 +16.23 　　3/ 6　　上期　　　 33.33
<5971> 共和工業 　　　ＪＱ　　 +9.88 　　3/ 6　　　3Q　　　144.26
<7265> エイケン工業 　ＪＱ　　 +9.39 　　3/ 6　　　1Q　　　 34.02
<7956> ピジョン 　　　東１　　 +3.46 　　3/ 6　本決算　　　　3.27
<2590> ＤｙＤｏ 　　　東１　　 +0.35 　　3/ 6　本決算　　　 39.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース