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【市況】東京株式(寄り付き)=売り優勢スタート、欧米株安を嫌気

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比41円安の1万9337円と続落。

 前日の欧米株市場は総じて軟調、米国株市場では51ドル安と反落しており、リスク回避ムードが強い。ただ、外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドルが買われており、足もと1ドル=114円近辺のもみ合いで推移していることは、全般相場に有利に働く可能性がある。日経平均は前日までの2日間で190円弱の調整を入れ値ごろ感が生じていることや、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)も108%と過熱感はなく、押し目買いが下値を支えそうだ。一方、ここ市場エネルギーは減少傾向にあり、海外株安を受けて上値も限定的とみられる。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種前後が高い。値上がり上位に石油、その他製品、海運、卸売、陸運など。値下がりで目立つのは鉄鋼、非鉄、紙パルプ、銀行、不動産など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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