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【市況】7日の株式相場見通し=方向感に乏しい推移、材料不足で手控え持続

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京株式市場は、売り買いともに手控え姿勢が強まるなかで、引き続き方向感に乏しい推移となりそうだ。主要経済指標の発表が予定されていないことから、外国為替市場での円相場の動向が株価材料として意識される地合いとなりそうだ。7日早朝の東京外国為替市場では1ドル=113円90銭台での推移となっている。

 6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比51.37ドル安の2万954.34ドルと反落した。北朝鮮のミサイル発射による地政学リスク高まりへの警戒感から売りが先行する展開で、利益確定の売りに拍車がかかるかたちとなった。ナスダック総合株価指数は、前週末比21.578ポイント安の5849.175と反落した。

 日程面では、通販サイト「LOCONDO.jp」の運営、プラットフォームサービスの提供を手掛けるロコンド<3558>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、米1月の貿易収支、ブラジル10~12月期のGDPが焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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