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2017年03月06日15時50分

【市況】東京株式(大引け)=90円安、薄商いのなか円高など嫌気して続落

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 6日の東京株式市場は円高含みの為替を横目に終始売りに押される展開となった。ただ、薄商いのなか売り圧力も弱く日経平均株価の下値は限定的だった。

 大引けの日経平均株価は前週末比90円03銭安の1万9379円14銭と続落。東証1部の売買高概算は14億897万株、売買代金概算は1兆7209億5000万円。値上がり銘柄数は916、対して値下がり銘柄数は930、変わらずは158銘柄だった。

 きょうの東京市場は前週末に続き、利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は1万9400円台を割り込んで着地した。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要指数が反発に転じたものの上値が重く、外国為替市場で1ドル=114円を割り込むなど円高に振れたことで主力輸出株中心に見送られる展開となった。米国株市場では今月14~15日に行われるFOMCで利上げの可能性をほぼ織り込んだとみられるものの、米長期金利の上昇は鈍く、為替もドル買いの動きにつながっていない。そうしたなか、東京市場では期末接近で国内外の機関投資家にポジション調整の売りが観測されたが、下値を売り込むような動きもみられなかった。売買代金は1兆7000億円強にとどまり、9日ぶりに売買活況の目安とされる2兆円台を下回った。

 個別では、三井住友フィナンシャルグループ<8316>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も売り込まれた。ヤマトホールディングス<9064>、三越伊勢丹ホールディングス<3099>が安く、東京海上ホールディングス<8766>も冴えない。UACJ<5741>が大きく売られ、SUMCO<3436>も下落した。タカラトミー<7867>なども値を下げた。

 半面、任天堂<7974>が上値追い、新日鉄住金<5401>も堅調。北の達人コーポレーション<2930>、オルトプラス<3672>がストップ高となり、コロプラ<3668>、enish<3667>も大きく水準を切り上げた。JPホールディングス<2749>が高く、リンクアンドモチベーション<2170>も物色人気を集めた。日本通信<9424>が買い優勢、ハーツユナイテッドグループ<3676>、KLab<3656>も上昇した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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