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【市況】個人主体の中小型株物色は活発/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19370.47 (-98.70)
TOPIX  : 1553.73 (-4.32)

[後場の投資戦略]

 日経平均はもち合いレンジの上限を明確に上放れることができず、5日線を挟んでの攻防をみせている。TOPIXもマイナス圏で推移するなか、午後は日銀のETF買い入れへの思惑につながりやすい。また、日経平均は予想以上に弱い動きではあるが、東証1部の騰落銘柄は拮抗している状況。東証2部、マザーズ、JASDAQはプラス圏での推移をみせており、センチメントはそれ程悪くないだろう。売り先行で始まった金融セクターが下げ渋りをみせてくるようだと、売り込みづらくさせよう。

 また、指数インパクトの大きいところではファーストリテ<9983>が利食いに押されているが、5日、25日線辺りで踏ん張りをみせてくるようだと、225先物は売り込みづらくなりそうだ。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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