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【市況】NY金:4日続落で1226.50ドル、米3月利上げへの思惑が重し


NY金は4日続落(COMEX金4月限終値:1226.50↓6.40↓)。1223.00ドルから1236.70ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。イエレンFRB議長が「月内の会合で利上げが適切か判断する」と講演で述べたことから、「米3月利上げ」の機運が高まり金は売り優勢となった。ただ、時間外取引では、ドルが主要通貨に対して弱含んだことで1230ドル台まで値を戻している。


日足チャートでは、昨年12月をボトムとした反発が継続し、25日移動平均線(1231ドル水準)を今年初めて割り込んだ。欧米政治リスクへの警戒感を下支えに金は堅調に推移するとの声は根強いが、目先「米3月利上げ」の思惑が重しとなっている。

《MT》

 提供:フィスコ

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