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【通貨】3月3日のNY為替概況

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円75銭へ上昇後、113円96銭へ反落した。

米2月ISM非製造業景況指数(総合)が予想外に1月から上昇し2年ぶり高水準に達したこと、イエレンFRB議長が講演で3月の利上げを示唆したためドル買いが一段と強まった。その後、利食い売りにおされ伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.0543ドルから1.0609ドルまで上昇した。

調査会社Ifopの最新調査で、第1回の上位2候補による5月7日に予定されている決選投票で、マクロン氏がルペン氏を相手に勝利するとの予想を受けて、フランスが欧州連合(EU)離脱の選択を迫られるとの警戒感が後退しユーロのショートカバーが加速。

ユーロ・円は、120円71銭から121円04銭へ上昇した。リスク選好の円売りが継続した。



ポンド・ドルは、1.2224ドルから1.2286ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、1.0135フランから1.0086フランへ下落した。



【経済指標】・米・2月ISM非製造業景況指数(総合):57.6(予想:56.5、1月:56.5)・米・2月サービス業PMI改定値:53.8(予想:54.0、速報値:53.9)・米・2月総合PMI改定値:54.1(速報値:54.3)

《KY》

 提供:フィスコ

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