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【市況】日経平均は4日ぶり反落、イエレン議長講演見極め/相場概況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は4日ぶり反落。2日の米国市場では、前日の大幅な上昇の反動もあり、NYダウは100ドルを超える下げとなった。この流れから利食いが先行。3月の米利上げ確率が上昇するなか、3日に予定されているイエレンFRB議長講演に関心が向かっている。前日終値を挟んでの下値の堅さも意識されていたが、大引けにかけてはイエレン議長講演を前にポジション調整の動きも強まり、やや下げ幅を拡大。

大引けの日経平均は前日比95.63円安の19469.17円となった。東証1部の売買高は17億1745万株、売買代金は2兆1856億円だった。業種別では、鉱業が下落率トップ。石油石炭、建設、不動産、金属、その他金融、陸運が冴えない。一方で、その他製品が上昇率トップ。「ニンテンドースイッチ」が発売された任天堂<7974>が終日堅調な展開となり、けん引する格好となった。

その他、既存店を発表したファーストリテ<9983>が直近の戻り高値水準を回復。ソニー<6758>、ホンダ<7267>、富士重<7270>、アカツキ<3932>が上昇。一方で、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、メガバンク3行、ファナック<6954>が冴えない。
《TM》

 提供:フィスコ

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