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【通貨】外為サマリー:一時1ドル114円00銭台に下落、上値重く利益確定売りが優勢に

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=114円23銭前後と前日午後5時時点に比べ5銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=120円15銭前後と同20銭前後のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は日経平均株価の軟調な値動きもあり、午前いっぱいから午後にかけて軟調な展開。午後1時過ぎには114円07銭まで売られ、114円ラインを意識する水準まで値を下げた。前日のニューヨーク市場では114円58銭まで上昇したが、114円後半からの上値の重さが警戒され利益確定売りが優勢となった。今晩はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長やフィッシャーFRB副議長などの講演があり、その内容が関心を集めている。ただ、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループが算出する「FEDウオッチ」では、3月利上げの可能性は8割近くに達しており、早期利上げは大分、市場に織り込まれたとの見方も出ている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0517ドル前後と前日に比べ0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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