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【市況】東京株式(前引け)=利益確定売り優勢で小幅反落

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前日比27円22銭安の1万9537円58銭と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は7億6005万株、売買代金概算は9299億3000万円。値上がり銘柄数は795、対して値下がり銘柄数は1021、変わらずは182銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場で主要指数が総じて安かったことを受け利益確定売りムードとなったが、朝方はドル円相場が1ドル=114円台前半と円安水準で推移していたこともあり、日経平均の下げは小幅にとどまった。ただ上値も重く、寄り後にプラス圏に浮上する場面もあったが、為替が円安一服となるのを横目に買いは続かなかった。売買代金は1兆円に届かなかった。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が冴えず、コマツ<6301>も安い。国際石油開発帝石<1605>が売られ、大東建託<1878>は大幅安。SUMCO<3436>、セガサミーホールディングス<6460>などの下げも目立つ。一方、任天堂<7974>が商いを膨らませて上昇、ファーストリテイリング<9983>も高い。ソニー<6758>が堅調、JR九州<9142>もしっかり。三井金属<5706>が買い優勢となり、ソフトブレーン<4779>は大幅高で値上がりトップとなった。保土谷化学工業<4112>も人気となった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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