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【市況】3日の株式相場見通し=週末で利益確定売り優勢に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京株式市場は、きのうまでの3日続伸で日経平均株価が終値ベースで合計457円高と短期間に大幅上昇して迎える週末とあって、利益確定の売りが優勢となりそうだ。ただ、外国為替市場では、円安・ドル高基調が持続していることから下落幅は限定的となりそうだ。3日早朝の外国為替市場では1ドル=114円40銭台での推移となっている。

 2日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比112.58ドル安の2万1002ドルと反落した。NYダウ平均株価が前日に300ドルを超える大幅上昇となったことへの反動もあり、金融株を中心に利益確定の売りが先行した。ナスダック総合株価指数は、前日比42.807ポイント安の5861.222と反落した。

 日程面では、1月の有効求人倍率・完全失業率・消費者物価指数・家計調査、2月の消費動向調査に注目。海外では、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演、米2月のISM非製造業景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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