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【市況】マザーズ指数は9日続伸、主力株伸び悩み上げ幅は縮める/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、米国株式市場の大幅上昇や為替の円安進行を受けて日経平均が大きく上昇してスタートするなか、中小型株にも値幅取り狙いの買いが先行した。ただ、物色資金はやや大型株にシフトする形となり、日経平均も高寄り後は伸び悩む展開になったことで、マザーズ指数は引けにかけて上げ幅を縮める動きとなっていった。なお、マザーズ指数は9日続伸、売買代金は概算で1582.93億円。騰落数は、値上がり122銘柄、値下がり85銘柄、変わらず22銘柄となった。
 個別では、直近IPO銘柄の一角であるエルテス<3967>が急伸、初の1万円大台乗せとなった。秋田県での大規模洋上風力発電所共同建設報道が伝わったレノバ<9519>も大幅高。セキュリティ製品への新機能仕様追加が伝わったDDS<3782>なども強い動き。モバファク<3912>は「駅メモ!」におけるコラボイベント開催が材料視される。エディア<3935>も新機能の提供開始を期待視。オウチーノ<6084>は連日の急騰で、ドリコム<3793>、シャノン<3976>、FFRI<3692>なども強い動き。一方、時価総額上位のSOSEI<4565>、サイバーダイン<7779>、ミクシィ<2121>などが揃ってマイナスサイドとなった。マザーズ売買代金トップのGNI<2160>は前日に急騰の反動で急反落。カナミックN<3939>も大幅に反落。アカツキ<3932>、Gunosy<6047>、リファインバース<6531>、マイネット<3928>などもさえない。
《KS》

 提供:フィスコ

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