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【材料】レノバが上場後高値更新、発電事業の成長期待強く初値形成から倍化

レノバ <日足> 「株探」多機能チャートより
 レノバ<9519>が反発、上場後の高値を更新した。同社は、2月23日にマザーズに上場したばかりの直近IPO銘柄で、公開価格を50%上回る1125円で初値をつけた後、セカンダリーでも快調に上値を追っている。前日はひと押し入れたものの、今日はすかさず切り返し高値2255円まで買われ、初値からさらに2倍化した。値動きの速さに着目した個人投資家を中心とした短期筋の買いを誘っている。電力完全自由化に伴い新電力に位置づけられる銘柄群が注目されるなか、再生可能エネルギーによる発電事業を手掛け、成長期待が強い。

 そうしたなか2日、秋田魁新報朝刊で、同社など複数の企業が秋田県由利本荘市沖で大規模な洋上風力発電所の建設を計画していると報じられた。これについて同社は、「当社の発表に基づくものではない」としたうえで、秋田県由利本荘市沖合を候補地域に洋上風力発電事業を検討していることを開示しており、これが株価を刺激している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年03月02日 13時42分

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