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2017年03月02日12時08分

【市況】日経平均は大幅続伸、メジャーSQ前でのレンジ突破でセンチメント明るくさせる/ランチタイムコメント

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均は大幅に続伸。250.08円高の19643.62円(出来高概算12億2000万株)で前場の取引を終えた。1日の米国市場はトランプ大統領の議会演説が好感されたほか、利上げ観測の拡大を受けて金融セクターを中心に上昇し、NYダウは300ドルを超す上昇となった。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の19565円、円相場は1ドル113円90銭辺りでの推移となり、これを引き継ぐ格好から幅広い銘柄に買いが先行する展開となった。

 買い一巡後は狭いレンジ内での推移が続いているが、1月5日につけた昨年来高値(19615.40円)を上回っての高値圏での推移をみせている。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは33業種すべてが上昇しており、非鉄金属、保険、証券、鉄鋼、その他金融、ガラス土石、銀行が2%を超える上昇となっている。

 日経平均は一気にもち合いレンジを突破してきており、需給状況は改善している。これまでのレンジ(19000-19500円)を上回っての推移が続くようだと、ショートカバーを誘い込む可能性がある。来週のメジャーSQを前に抵抗帯を超えたため、センチメントを明るくさせよう。3月の米利上げの確率が上昇するなか、3日に予定されているイエレンFRB議長講演のほか、コアPCE価格指数、米ISM景況指数などの多くの経済指標の発表への関心が高まりやすく、引き続き金融セクターの動向に注目。

 また、トランプ新政権によるインフラ政策のほか、中国の全人代も控えており、市況関連への関心も高まりそうだ。さらに、自民党は、2017年の定期党大会を3月5日に開く。9月に自民党総裁2期目の任期満了を迎える安倍首相について、5日の党大会で連続3期9年に正式に延長される見通しである。改めてアベノミクスへの期待から、外国人投資家をひきつける動きが意識されそうだ。第4次産業革命と呼ぶべきIoT、ビッグデータ、ロボット、人工知能(AI)等による技術革新は、新たな成長フェーズに移行するための鍵となると期待されている。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ
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