【材料】伊藤園が6日続伸、5-1月期(3Q累計)経常が51％増益、対通期進捗率は90％を達成

　1日、伊藤園 <2593> が決算を発表。17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の連結経常利益が前年同期比51.4％増の175億円に拡大して着地したことが買い材料視された。

　主力のリーフ・ドリンク関連事業で日本茶飲料や「タリーズ」ブランドのコーヒー飲料などが好調だったうえ、原価低減や販売促進費の管理強化などによるコスト抑制も寄与した。下期以降の為替の円安で為替差益が発生したことも利益を押し上げた。通期計画の195億円に対する進捗率は90.1％に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

株探ニュース