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2017年03月02日08時49分

【市況】前場に注目すべき3つのポイント~もち合いレンジ突破目指す、金融セクターの動向に注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:もち合いレンジ突破目指す、金融セクターの動向に注目
■外資系証券の注文動向:990万株の買い越し
■前場の注目材料:東洋ゴム、非自動車事業売却へ


■もち合いレンジ突破目指す、金融セクターの動向に注目

2日の日本株市場は買い先行の展開になろう。1日の米国市場はトランプ大統領の議会演説が好感されたほか、利上げ観測の拡大を受けて金融セクターを中心に上昇し、NYダウは300ドルを超す上昇となった。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の19565円、円相場は1ドル113円90銭辺りでの推移となり、これを引き継ぐ格好から幅広い銘柄に買いが先行する展開になろう。

昨日の日経平均は一先ずもち合いレンジ内での推移となり、レンジ突破を意識したスタンスに入った格好である。シカゴ先物の水準にサヤ寄せとなれば、このレンジを捉えてくることになる。さらに、トランプ政権の政策期待が高まるようであれば、日本株市場については、もち合いレンジの上限を明確に突破といった展開が期待されてくる。

また、ゴールドマン・サックスはカプラン、ウィリアムズ、ダドリー各地区連銀総裁のタカ派的な発言を理由に、3月の米利上げの確率を30%から60%に引き上げている。3日に予定されているイエレンFRB議長講演のほか、コアPCE価格指数、米ISM景況指数などの多くの経済指標の発表への関心が高まりやすく、金融セクターの動向に注目。また、中国の全人代も控えており、市況関連への関心も高まりそうだ。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:990万株の買い越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り720万株、買い1710万株、差し引き270万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

02月22日(水):290万株の買い越し
02月23日(木):330万株の買い越し
02月24日(金):130万株の買い越し
02月28日(月):740万株の買い越し
03月01日(火):270万株の買い越し


■前場の注目材料

・NYダウは上昇(21115.55、+303.31)
・シカゴ日経225先物(19565、+175)
・NY原油は続落(53.83、-0.18)
・円相場、1ドル113円70-75銭
・トランプ大統領議会演説後の政策期待
・2月新車販売、2.8%増
・10-12月GDP改定値3.5%増

・パナソニック<6752>、18年度までに国内工場スマート化、個別大量生産・不良ゼロへ
・LINE<3938>、日韓でアマゾンに対抗、音声認識AIスピーカー6月にも発売
・東洋ゴム<5105>、非自動車事業売却へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50  マネタリーベース(2月、日本銀行)    22.6%
・10:00  営業毎旬報告(2月28日現在、日本銀行)


<海外>
・09:30  豪・貿易収支(1月)  38.00億豪ドル  35.11億豪ドル

《SK》

 提供:フィスコ
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