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【市況】マザーズ指数は8日続伸、イベント無事通過し買い優勢、GNIなどストップ高/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、取引時間中に予定されていたトランプ米大統領の議会演説を前に、手仕舞い売りが広がる場面があった。ただ、演説後は円安進行とともに日経平均が一段高となり、イベントを無事通過した安心感から新興市場でも再び買いが強まった。なお、マザーズ指数は8日続伸、売買代金は概算で1380.42億円。騰落数は、値上がり107銘柄、値下がり113銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのGNI<2160>やサイバーS<3810>がストップ高水準まで上昇。イベント通過で材料株に再び物色が向かった。COOKPAD<2193>前社長を取締役に迎える人事を発表したオウチーノ<6084>、総務省実施事業の委託先候補に選定されたカナミックN<3939>、株式分割実施を発表したエムビーエス<1401>もストップ高まで買われた。オウチーノ急伸が刺激材料となったみんなのWED<3685>や、上期決算が好感されたはてな<3930>は大幅高。その他、アスカネット<2438>、グレイス<6541>、アカツキ<3932>などが上昇し、SOSEI<4565>やミクシィ<2121>は小幅高となった。一方、エルテス<3967>、モバファク<3912>、マイネット<3928>などがさえない。また、海帆<3133>やレノバ<9519>は利益確定売り優勢でマザーズ下落率上位に顔を出した。
《HK》

 提供:フィスコ

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