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【通貨】外為サマリー:一時1ドル113円60銭台に上昇、米大統領の議会演説の通過を好感

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円44銭前後と前日午後5時時点に比べ1円10銭強の大幅なドル高・円安。ユーロは1ユーロ=119円74銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。

 この日、市場の注目を集めたトランプ米大統領の議会演説は日本時間の午前11時から開催された。演説開始後にはややドル売り・円買いが優勢となり一時112円76銭まで値を下げる場面があったが、下げは限定的で、演説後半にかけては上昇基調に転換。午後0時過ぎには113円台を回復し、午後1時過ぎには113円62銭まで値を上げた。トランプ大統領の演説に関しては「目新しい材料はなかった」(市場関係者)との見方が多いが、無事にイベントを通過したことが好感されたようだ。より関心を集めているのは、米国の3月利上げ観測であり「状況次第では年4回の利上げも」(市場関係者)との見方も出ている。このなか3日に予定されているイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0555ル前後と前日に比べ0.0040ドル前後のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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