市場ニュース

戻る
2017年03月01日08時47分

【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 19,000円~19,300円。

 米ダウ平均は、引け後の議会演説を控え様子見ムードが広がる中、ポジション整理に留まる動きから終始上値の重い取引となり、指数の連続最高値更新は12営業日でストップ。シカゴの日経先物も、積極的にリスクを取る動きは見られず、小幅高程度に留まっていることから、東京市場の朝方も売り買い拮抗から、変わらず水準で取引開始の見通しだが、現在(午前8時)時点で為替市場ではドルが上昇(円は下落)しており、113円台を伺う動きとなっていることから、寄り付きまでこの水準を維持出来れば、株式市場はプラス圏でのスタートとなるだろう。

 一巡後は、日本時間11時に予定されているトランプ大統領の議会演説を確認したいと、多くの参加者は様子見から積極的な売買は手控える公算だけに、上値追いは限定的と推測され、その後は演説内容次第ではあるが、米国市場は税制改革の期待値をかなり織り込んでいることから、想定の範囲である内容に留まった場合は、米国市場の調整を懸念して利益確定の売りが優勢となりそうだ。

 ただ、米国経済は堅調で多少の失望から下落したとしても、ヒステリックな展開とはならないと思われ、ネガティブな値動きとなっても日経平均は19,000円~18,900円あたりで下値は収まることが予想される。

 テクニカル的には、昨日も終盤の失速で終値ベースでは上抜くことが出来なかった25日移動平均線(19,207円)が、本日の取引でも目先の抵抗線となりそうで、下値は75日移動平均線(18,890円)が引き続き支持線として意識されそうだ。

 新興市場のジャスダックは、1部市場からリスクマネーの避難先として相場を牽引してきたが、指数が最高値更新を続けるなど短期的な過熱感も気になることから、上値は心理的節目である3,000ポイントを試し、利食い売り先行となった場合は、25日移動平均線(2,912ポイント)近くまでの押しも視野に入ってくる。マザーズ指数も逆行高が続いていることから、利食い優先となった場合の下値メドは一目均衡表の転換線(1,044ポイント)で、ここを維持出来ない時は25日移動平均線(1,018ポイント)までの下落も備えておきたい。

 本日の予想レンジ 19,000円~19,300円。(ストック・データバンク 編集部)
【関連記事・情報】

日経平均