【市況】1日の株式相場見通し=トランプ氏演説注視で神経質な推移、外国為替市場主導で波乱展開も
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
28日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比25.20ドル安の2万812.24ドルと13日ぶりに反落した。トランプ米大統領の議会での演説を前にして、その内容を見極めたいとの姿勢が強まり、前日までの12日続伸への警戒感から利益確定の売りが先行した。ナスダック総合株価指数は、前日比36.461ポイント安の5825.438と3日ぶりに反落した。
日程面では、10~12月期の法人企業統計、経団連加盟企業の新卒採用に関する広報活動解禁、27日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、米2月のISM製造業景況感指数、米1月の個人消費支出が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)