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【市況】NY株式:ダウは25ドル安、トランプ大統領の議会演説を控えて様子見ムード

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

28日の米国株式相場は下落。ダウ平均は25.20ドル安の20812.24、ナスダックは36.46ポイント安の5825.44で取引を終了した。トランプ大統領の議会演説を控えて利益確定の売りも散見され、朝方からもみあう展開となった。原油相場の下落に伴い、株式相場も下落したが、減税やインフラ投資に関する経済政策発表への期待感が下値を支える展開となった。セクター別では、公益事業や食品・飲料・タバコが上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。

製薬のペリゴ(PRGO)は多発性硬化症治療薬「タイサブリ」のロイヤルティーに関する権利を最大28.5億ドルで売却すると発表し、大幅下落。ディスカウントストアのターゲット(TGT)は決算内容や軟調な通期見通しが嫌気され、急落。証券会社のフィデリティが手数料を引き下げたことで、同業のTDアメリトレード(AMTD)やチャールズ・シュワブ(SCHW)などが売られた。一方で、旅行予約サイトのプライスライン(PCLN)は決算内容が好感され上昇した。

携帯端末のアップル(AAPL)は、今年発売が予想される3つの新型iPhoneのうち1機種で有機EL(OLED)ディスプレーを採用し、既に部品を発注したことが報じられた。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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