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【材料】ヨシムラフードが反落、株式売り出しによる需給悪化を懸念、3月21日に東証1部または2部に市場変更

ヨシムラHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>が反落。株価は一時、前日に比べ5%安に売られた。27日の取引終了後、同社は3月21日に東証マザーズから東証1部または同2部へ市場変更する承認を東京証券取引所から受けたと発表した。同時に株式売り出しを発表しており、この日は売り出しに伴う目先の需給悪化を懸念する売りが膨らんでいる。83万株の売り出しと上限11万7300株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。売出人は産業革新機構で、売出価格は3月7日から10日のいずれかの日に決定する。東証の所属部も売出価格の決定以降に決まる。

 同時に業績予想の修正も発表。17年2月期の連結業績予想は、営業利益を4億800万円から4億7400万円(同44.5%増)へ、最終利益を2億3900万円から3億1000万円(同32.8%減)へ増額した。原材料価格の下落や生産性の向上などでグループ各社の利益率が上昇した。また、新たにM&Aによりグループ入りした各社の利益が予想を上回って推移していることも増益要因に働く見込みだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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