市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:一時1ドル112円割れへ円高進行、米早期利上げ観測が後退も

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円16銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は午前8時台には112円30銭台まで値を上げる場面があったが、午前9時以降は売り優勢となり、一時111円94銭までドル安・円高が進行した。前週末24日のニューヨーク市場で、米国の3月利上げは難しいとの観測も浮上するなか長期金利が低下し、ドル安・円高が進行した。週明け27日の東京市場でも、この流れを引き継ぎ軟調地合いが続いている。ただ、28日にはトランプ米大統領の議会演説が予定されており、ポジションを積極的に傾けることは控える動きも出ている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0565ドル前後と同0.0030ドル前後のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=118円50銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均