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【市況】東京株式(寄り付き)=続落、円高など嫌気して下値探る展開

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比153円安の1万9130円と続落。

 前週末の米国株市場では、NYダウが約30年ぶりとなる11日連続の過去最高値更新と意気上がるが、東京株式市場では今一つ勢いに乗れない状況が続いている。きょうは、外国為替市場で1ドル=112円台前半と円が強含んでおり、これが主力輸出株中心にマイナスに働いている。現地28日のトランプ米大統領の議会演説を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。為替市場でドル売りの動きを誘導している米長期金利の低下も銀行や保険株には売り材料として意識されやすい。ただ、下値では日銀のETF買いに対する思惑もあり、売り一巡後は下げ渋る可能性も指摘されている。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、全面安で値下がりで目立つのは、鉱業、保険、銀行、鉄鋼、不動産など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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