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【市況】持ち合いレンジでのこう着が続きそう/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 24日の米国市場は上昇。銀行株を筆頭に欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。金融セクターに売りが広がったほか、原油相場の下落が嫌気された。また、最近の株価上昇を受けた利益確定の動きから、上値の重い展開となった。しかし、来週28日にトランプ大統領が上下両院合同会議で演説が予定されており、政策期待から引けにかけて上昇に転じている。ダウ平均は11.44ドル高の20821.76、ナスダックは9.80ポイント高の5845.31で。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の19160円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行となり、25日線、13週線レベルでの攻防になりそうだ。28日のトランプ大統領の議会演説待ちのなか、持ち合いレンジでのこう着が続きそうである。一目均衡表では転換線を割り込むことになるが、基準線や雲上限が支持線として意識されよう。遅行スパンは、実線が切り下がる位置にあるため、結果的にはこれを上回る格好での上方シグナルが継続する。19100-19250円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 19250円-下限 19100円

《TM》

 提供:フィスコ

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