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2017年02月27日05時30分

【注目】前週末24日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

LINK&M <日足> 「株探」多機能チャートより

■LINK&M <2170>  505円 (+23円、+4.8%)

 リンクアンドモチベーション <2170> が6連騰、上場来高値(株式分割修正値)に買われた。同社は企業の組織や人事コンサルティングを手掛けており、業績は好調に推移、16年12月期は営業利益段階で前期比2.2倍の19億2400万円と急回復をみせた。17年12月期はIFRSへの移行で前期との比較はできないものの30億円を計画し、実質増益トレンドをキープする。14日に好決算を発表した後、株価は利益確定売りにいったん大きく下げたものの、下値をしたたかに拾われ、その後急速な戻りに転じた。15、16日両日で株価は約16%下げたが、その下げ分を帳消しにしている。企業の人材ニーズは旺盛であり、そのなかで同社は海外人材のサポートやスキルアップ、人材派遣のワンストップサービスにも長じており、政府が主導する「働き方改革」でも関連銘柄の最右翼としての見方が出ている。

■セプテニHD <4293>  361円 (+15円、+4.3%)

 セプテーニ・ホールディングス <4293> が続伸。23日、連結子会社でASP/SaaS形式のCRMツールでマーケティングを支援するトライコーンのLINEビジネスコネクト専用ASPツール「LOOPASS(ルーパス)」が、独アドジャスト社が提供するスマートフォン向けアナリティクスツール「adjust」と連携したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。この連携により、「adjust」の管理画面から「LOOPASS」へのデータ連携の設定が容易に行えるようになり、「adjust SDK」で計測したユーザーのアプリの利用状況や購入履歴などのアクションログをもとに、LINE上で1人1人に合わせた最適なメッセージを配信することが可能になるという。また、アプリの利用促進や離脱防止、休眠ユーザーの復帰などにも活用することができるとしている。なお、「adjust」とLINEビジネスコネクトの連携は「LOOPASS」が国内初となる。

■東芝 <6502>  223.9円 (+8.9円、+4.1%)

 東芝 <6502> が反発。米原発事業に絡む巨額損失計上に絡み、稼ぎ頭の半導体事業の分社化を経営再建シナリオの柱として検討中で、思惑が錯綜。直近では分社化する半導体会社を巡り、米ウエスタンデジタル、米マイクロン・テクノロジーの2社が出資に前向きであることが伝わっている。また、鴻海精密工業の出資思惑も取りざたされているもよう。

■ティーガイア <3738>  1,928円 (+72円、+3.9%)

 ティーガイア <3738> が反発。23日、携帯販売代理店最大手の同社が株主優待制度を変更すると発表したことが買い材料視された。17年3月末時点の株主に対する優待品をクオカード3000円分に変更する。現行は自社スマートフォンアクセサリー店のギフトカード3000円分を贈呈している。発表を受けて、利便性の高い優待品への変更を好感した買いが向かった。

■飯田GHD <3291>  1,893円 (+58円、+3.2%)

 飯田グループホールディングス <3291> が続伸。23日、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が23日付で同社の投資判断を「Hold(中立)→Buy(買い)」に引き上げ、目標株価2700円→2900円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、経営統合効果として、システム投入による仕入精度向上や在庫管理による値引き抑制を実現している点を評価。来期以降も価格が高止まっているマンションに対する価格優位性が続くとし、増益が持続すると考えている。

■ダイキョーニシカワ <4246>  1,549円 (+46円、+3.1%)

 ダイキョーニシカワ <4246> が4日続伸。野村証券が23日付で同社の投資判断「バイ(買い)」を継続し、目標株価を1550円→1800円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、日本での生産体制見直しや新製品の立ち上げ費用、海外での減益もあり17年3月期業績は厳しいと指摘。しかし、18年3月期にかけては新型SUV向けの貢献による製品良化に加え、17年3月期にあった費用の重石が剥落し増益基調に転じるとし、投資魅力は大きいであろうと評価している。同証券では、17年3月期連結営業利益は前期比7%減の160億円(会社予想は142億円)、18年3月期は181億円、19年3月期は192億円と予想。

■ヨコレイ <2874>  1,077円 (+31円、+3.0%)

 ヨコレイ <2874> が3日続伸。大和証券は23日、同社株のレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」とし目標株価は1250円に設定した。同社は冷蔵倉庫と食品販売事業を手掛けており、冷蔵倉庫では業界シェア2位。冷蔵倉庫で営業利益拡大が続くと見込まれることや直近買収したノルウェーサーモン養殖事業の業績寄与が見込めることを注目点に挙げている。同証券では、17年9月期の連結営業利益を前期比14%増の59億円(会社予想57億円)、18年9月期は同66億5000万円と予想している。

■神戸物産 <3038>  3,760円 (+55円、+1.5%)

 神戸物産 <3038> が続伸。23日の取引終了後に発表した1月の月次実績で、単独売上高が前年同期比3.8%増の156億9200万円、営業利益が同77.7%増の6億7200万円で着地したことが好感された。店舗数が1月末で751店舗となり、前年同期より30店舗増加したことによる新店効果に加えて、ナショナルブランド(NB)商品をプライベートブランド(PB)商品へ切り替えたことによる利益率の改善が寄与した。また、「業務スーパー」店舗への出荷実績は、直轄エリアの既存店で前年同月比0.1%増と小幅ながらプラスとなり、3ヵ月連続で前年実績を上回った。

■日本ユニシス <8056>  1,533円 (+20円、+1.3%)

 日本ユニシス <8056> が続伸。23日、同社が発行済み株式数(自社株を除く)の7.4%にあたる800万株(金額で121億0400万円)を上限に、24日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は23日終値の1513円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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