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2017年02月26日15時07分

【経済】【中国】スマートエアコン販売拡大、16年は10%増でシェア2割に


中国で近年、室内外の環境に応じて運転を自動調節する機能を持つ「スマートエアコン」の市場が拡大している。国家情報センター・情報資源開発部がまとめたリポートによると、2016年の販売台数は前年比で10.7%増加し、エアコン販売全体の19.2%を占めた。中国経済網が21日付で伝えた。

中国主要都市でのエアコン販売台数は昨年、前年比1%増の3038万台にとどまった。天候の影響や住宅販売の冷え込みによって、販売が伸び悩んでいる。

そうした中でも、スマートエアコンの販売は好調だ。一般的なエアコンに比べて価格が高いため、メーカーにとっても事業の魅力が大きい。メーカーの数は昨年の時点で19社と、2015年の13社から増加。ただ、「海爾(ハイアール)」「美的(マイディア)」「格力(グリー)」の上位3社で80%近い市場シェアを握る状況に変化は生じていない。

最大手は「海爾」でシェアが51%。同社は電力会社と協力し、スマートエアコンに電力使用のピーク時の負荷を減らす機能を持たせるなど、独自技術も注目されている。

リポートでは今年、スマートエアコンの国内販売台数が前年比で12~15%増加すると予測。大手メーカーが競争力を一段と強め、小規模メーカーの淘汰が進むとの見方を示している。


【亜州IR】

《SK》

 提供:フィスコ

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