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【通貨】来週の為替相場見通し=米大統領の議会演説に注目

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米大統領の議会演説の内容に左右されそうだ。同演説を経て、為替相場は112円半ば~113円前後の一進一退から上下のどちらに振れるかが、注目される。予想レンジは1ドル=111円50~114円00銭。

 来週は28日に、トランプ米大統領が政権運営の大枠を示す議会演説を行う。市場の注目を集める同演説では経済や、外交、軍事など幅広い分野での基本政策が打ち出される見通しだ。特に、大型減税やインフラ投資などへの言及があるとの期待が強く、その結果次第で為替相場も影響を受けそうだ。また、3月1日と3日には米ISM製造業・非製造業景況感指数が発表される。同指数の結果が堅調だった場合、米国の早期利上げ観測が一段と強まる可能性がある。3日には日本の1月消費者物価指数や有効求人倍率などの発表が予定されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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