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【特集】コネクシオ Research Memo(6):実質無借金、3Q末の自己資本比率は34.8%へ前期末比4.0ポイント改善

コネクシオ <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

3. 財務状況
コネクシオ<9422>の2017年3月期第3四半期末の財務状況は、総資産は92,168百万円となり前期末に比べ4,744百万円減少した。内訳を見ると、流動資産が4,273百万円減少したが主に売掛金の減少3,311百万円による。固定資産は470百万円減少したが、主にキャリアショップ運営権の減少に伴う無形固定資産の減少590百万円による。

負債合計は前期末比6,969百万円減の60,093百万円となった。流動負債が7,011百万円減少したが、主に買掛金の減少3,269百万円、未払金の減少3,295百万円などによる。一方で固定負債は、その他固定負債の減少292百万円があったものの、退職給付引当金の増加332百万円などにより、前期末に比べ40百万円増となった。期末の有利子負債は短期借入金3,500百万円だけであり、実質無借金に近いと言える。

純資産は前期末に比べ2,224百万円増の32,075百万円となった。主に四半期純利益の計上による利益剰余金の増加2,216百万円による。この結果、2017年第3四半期末の自己資本比率は34.8%となり、前期末に比べて4.0ポイント改善した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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