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2017年02月24日05時30分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

ヘリオス <日足> 「株探」多機能チャートより

■ヘリオス <4593>  1,888円 (+53円、+2.9%)

 22日、再生医療医薬品の開発を手掛けるヘリオス <4593> [東証M]がニコン <7731> と資本業務提携すると発表したことが買い材料視された。再生医療の早期実用化に向けて、同社が探索・開発する新規医薬品シーズをニコンが製造受託・画像評価の観点から支援する。資本面ではニコンを引受先とする103万7400株の第三者割当増資を実施。調達する19.9億円は創薬のための技術・特許の獲得費用や開発費用に充てる。発表を受けて、ニコンとの連携強化による収益拡大につながる医薬品の開発に期待する買いが向かった。

■LINK&M <2170>  482円 (+13円、+2.8%)

 リンクアンドモチベーション <2170> が5日続伸。同社が14日に発表した16年12月期連結決算で売上高が6%増の339億1700万円、最終損益が13億5300万円の黒字(前期実績は3億1600万円の赤字)と好変化をみせたが、翌15日の株価は目先材料出尽くし感から大きく売り込まれた。しかし、市場では「利益確定としてもイレギュラーに売られ過ぎた」(国内証券)との指摘があり、見直し人気が高まるなか、17日以降は急速に切り返し歩調に転じている。足もとの業績は引き続き好調に推移しており、「政府が主導する“働き方改革”や逼迫する人材ニーズを背景に企業からの引き合いが活発化していることから、国策テーマにも乗る」(同)との見方が強まっている。

■東プレ <5975>  3,000円 (+63円、+2.2%)

 東プレ <5975> が急動意、2ヵ月ぶり昨年来高値に買われた。同社は独立系の自動車プレス部品大手メーカーで、その収益力の高さに定評がある。立花証券が22日付で同社株の投資判断を「やや強気」から「強気」に引き上げ、併せて目標株価も2900円から3500円に修正したことが投機資金の食指を動かした。車載プレス製品と低温物流事業いずれも好調で、会社側は17年3月期経常利益について従来予想の165億円から180億円(前期比17%増)に増額したが、立花証券では同社の足もとの業績が引き続き堅調なことや、為替レートが想定よりも円安で推移していることから、200億円レベルまで一段と上振れする可能性があると指摘している。

■ダスキン <4665>  2,472円 (+44円、+1.8%)

 ダスキン <4665> が反発。22日、政府が国家戦略特区で進める家事支援外国人受入事業について、「特定機関」として、東京都第三者管理協議会から認可されたと発表しており、これを好感した買いが入った。同事業は、第三者管理協議会による管理体制のもとで、家事支援活動を行う外国人を特定機関が雇用契約に基づいて受け入れるというもの。ダスキンは昨年7月に神奈川県から、8月に大阪府からそれぞれ「特定機関」としての認可を受けており、東京都で3例目。今回の認可を受け、同社では、都内では今夏からのサービス開始を目指して、人材採用や教育・研修を進めるとしている。

■バンナムHD <7832>  3,225円 (+55円、+1.7%)

 バンダイナムコホールディングス <7832> が3日続伸。22日、同社が配当修正を発表。17年3月期の期末配当を従来計画の12円→42円(前期は40円)に大幅増額修正したことが買い材料視された。業績好調を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期の連結経常利益は前期比12.3%増の570億円に伸びる見通し。配当権利日を約1ヵ月後に控え、配当取りを狙う買いが向かった。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,145円 (+18円、+1.6%)

 国際石油開発帝石 <1605> が3日続伸。22日の取引終了後、子会社のインペックス南イラク石油を通じて権益を保有するイラク共和国ブロック10鉱区で試掘井を掘削した結果、油層の発見に成功と発表したことが好感された。ルクオイル社(ロシア)と共同で同鉱区の掘削作業を実施した結果、ミシュリフ層で高い生産性を有する油層を発見。その後の生産テストで日量8000バレル以上の原油の生産を確認したほか、さらなる探鉱活動による評価結果次第では、豊富な埋蔵量を有する大規模油田となる可能性が極めて高いとしている。

■スクエニHD <9684>  3,400円 (+50円、+1.5%)

 スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> が上伸。傘下のスクウェア・エニックスが23日、スマートフォン向けゲーム「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ フォース」を発表しており、新タイトルへの期待感から買われたようだ。同ゲームは、ファイナルファンタジーの世界で、仲間とともに強大な召喚獣を討つ、ロール型本格マルチプレイアクションRPG。23日にはティザーサイトもオープンしている。なお、配信時期は17年中を予定している。

■西松屋チェーン <7545>  1,302円 (+19円、+1.5%)

 西松屋チェーン <7545> が反発。22日の取引終了後に発表した2月度(1月21日~2月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比4.1%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。繊維商品部門を中心に、冬物クリアランスと新学期準備用品セールの販促効果で客数・買い上げ点数が大きく増加した。また雑貨商品部門では、新開発のPB品目が売れ数を牽引し堅調に推移した。なお、16年3月度からの累計では既存店売上高は前期比0.8%増となった。

■共立メンテナンス <9616>  7,090円 (+90円、+1.3%)

 共立メンテナンス <9616> が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が22日付のリポートで、レーティング「バイ」を継続し、目標株価を1万250円から1万550円へ引き上げたことが好感された。同証券では、ホテル開発が18年3月期までの3ヵ年目標25棟を上回る29棟と高進捗なことに加え、寮事業も好調に推移していることを評価。18年3月期営業利益予想を140億円から142億円へ、19年3月期は同150億円から152億円へ引き上げた。

※23日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
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