市場ニュース

戻る
 

【市況】米国株見通し:トランプ演説見極めとして模様眺めムードも

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2362.00(+1.00) (21:30現在)
ナスダック100先物 5352.75(+2.00) (21:30現在)

21:30時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは10ドル高程度で推移。欧州は小幅ではあるが小高く推移している。また、原油先物相場は、小じっかりに推移している。

22日の米株式市場はまちまち。NYダウは9営業日続伸で最高値を更新している。FOMC議事録では、関係者の多くが労働市場やインフレ動向が予想通りに改善すれば、早期の利上げが適切と考えていることが明らかとなった。追加利上げ観測の拡大を受けて、発表後に上値の重い展開となった。

FOMC議事録が通過し、この後は28日に米上下両院が開催する合同会議でトランプ大統領による議会演説が予定されており、市場の関心は政権運営の方針に移る。これを見極めたいとする模様眺めムードも強い。

とはいえ、高値警戒感が強いものの、政策期待を背景に需給状況は良好であり、押し目買い意欲は強そうだ。なお、経済指標では新規失業保険申請件数(先週)、FHFA住宅価格指数(12月)が予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均