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【特集】【中国の視点】人民銀:今年も緩和的な金融政策を継続へ、利下げ公算小


中国のシンクタンクであるアモイ大学マクロ経済研究センターが国内エコノミストを対象に実施した最新調査では、2017年の中国経済の減速圧力が引き続き高い上、成長率が前年の6.7%をやや下回るとの見方が優勢となった。

具体的には、成長率が6.6-6.8%になると予測したのは全体の42%。6.5%と6.5%以下と予測したのはそれぞれ全体の36%、19%だった。

また、今年の金融政策について、緩和的な金融政策が継続されるとの見方が優勢となり、利下げが実施される公算が小さいものの、預金準備率の引き下げが実施されると予測されている。

今年の不動産市場の投資増加ペースについて、6.0%以下と予測したのは全体の67%だった。29%は6.1-7.0%になると予想。7.1-8.5%になると予測したのはわずか4%だった。なお、2016年1-11月の不動産市場の投資増加率は6.5%(前年同期比)となり、総投資額は9兆3387億元(約153兆6216億円)となった。

米経済について、2017年の成長率が2.3-2.5%になると予想したのは全体の45%。1.7-2.2%と2.6-3.0%になると予測したのは、それぞれ全体の31%、20%となった。また、6割のエコノミストはユーロの対米ドル為替レートは2017年も小幅ながら下落(ユーロ安)すると予想した。
《ZN》

 提供:フィスコ

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