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【市況】米国株見通し:やや利食い優勢の展開か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2351.00(+3.00) (20:00現在)
ナスダック100先物 5337.00(+11.25) (20:00現在)

20:00時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは5ドル安程度で推移。欧州は小幅ではあるが高安まちまちで推移している。また、原油先物相場は、小安く推移している。

21日の米株式市場は8営業日続伸で連日の最高値更新となった。原油相場の上昇や、近く発表が予定される減税策への期待から終日堅調推移となっている。また、小売企業の決算が相次ぐが、ウォルマートの決算等が材料視された。

イエレンFRB議長や他の連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーは追加利上げに前向きな見解を表明するなか、FOMC議事録の内容が注目される。ただ、足下で3月利上げへの思惑も高まっていることもあり、通過後は織り込み済みから、アク抜け的な動きに向かう可能性はある。

もっとも、28日に米上下院両院が開催する合同会議でトランプ大統領による議会演説が予定されており、政権運営の方針を示す。これを見極めたいとする模様眺めムードも強い。原油相場がやや弱含みに推移していることもあり、やや利食い優勢の展開が想定されよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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