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【市況】<マ-ケット日報> 2017年2月22日

 22日の市場は日経平均が3日ぶりに小反落。終値は前日比1円安の1万9379円だった。米国株の最高値更新という良い流れで小高くスタートしたが、昨日にある程度上げていたせいか上値はあまり伸びず、中頃からは小幅安に転じ動意を欠いてしまった。円相場が強含みとなったことも見送り要因に。東証1部の出来高は3日ぶりに20億株台に乗せたが、東芝 <6502> じ動意を欠いてしまった。円相場が強含みとなったことも見送り要因に。東証1部の出来高は3日ぶりに20億株台に乗せたが、東芝 <6502> がひとりで5億株も稼いでおり、全体としてのエネルギー不足に変わりはない状態。

 昨日の米国市場は根強いトランプ減税への期待からダウ平均は8連騰。8日続けて史上最高値を更新した。ダウ平均の8連騰は昨年7月に記録した9連騰以来。この日は主力企業の好決算や原油高なども株高を後押しした。ダウ平均は2万1000ドルが視野に入りつつある。物色範囲も広くS&P500種、ナスダック指数も最高値を更新している。

 さて、東京市場は日経平均が小反落したものの、東証1部上場全銘柄で算出する指数トピックスは1月5日以来となる昨年来高値更新へ。じわじわとした買いで水準を切上げて行く流れはトランプ減税発言辺りから続いており、足元で業績の良い銘柄が増えている状況からも、ゆっくりだが当面は買い方有利の展開となりそうだ。日経平均のチャートは25日移動平均線(1万9169円)に支えられる格好で下値の堅い値動きが続くだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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