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【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家R:前回手法の有用性について


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家R氏(ブログ「デイトレードで毎日を給料日にしよう♪」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年2月20日19時に執筆

前回はメンタルをコントロールしつつ勝率を上げる手法について書かせていただきました。今回は私自身の紹介と、その手法がなぜ素晴らしいかについて説明します。

私は何度か触れている通り、兼業トレーダーです。自営業で学習塾を経営していますが、それだけでは生活が難しいので株に頼っている状況です。確実に毎月利益を出す必要がある立場ということです。妻子もいますのでプレッシャーは毎日感じていますし、朝には吐き気に襲われることも多々あります(笑)。

2006年に株の投資を始め、最初の頃は多くの損失を出しましたが、2008年からは安定してずっと利益を出しています。その年が赤字にならないために、株でいくら稼げば良いか計算し、その金額を確実に勝つやり方をしてきました。

100万円で十分な年は朝の10分のみで取引を終えることも多かったですが、昨年のように本業がうまくいってない年はフルに相場と向かい合い、多くの利益を目標とします。投資金額ですが、主に1回あたり30~80万程度です。臆病な性格ゆえに、ロットはこれ以上なかなか上げられません。この投資額で1回あたり2000~1万円くらいを目標とし、それを回数重ねることで1日3~5万円くらいの利益を得ること目標としています。

このくらいの投資金額でも利益を出すには問題ありません。投資金額が多いと有利になる面もあるかと思いますが、良いことばかりではないと思います。欲のコントロールも必要になるでしょうしね。

それでは前回の投資手法がなぜオススメであるか書きたいと思います。

■売りたい値段にギリギリ届かない経験

売りたい値段に指値を入れて待っているものの、ギリギリ届かない。いったん落ちてもまた近くまできて、今度こそ!と思ったのにまた落ちる。こういう経験はありませんか?私はたくさんあります。なぜ毎回ギリギリなのだろうか考えてみましたか。考えてみると答えは簡単でした。

よく、含み損を抱えた人は買値の少し上までくると「助かった」と思いリカク(利益確定)に走ります。また、長めの時間捕まっていた人は買値、もしくは買値のやや下でのロスカットを選択しがちです。

そうです、なぜギリギリ売り指値に届かないかと言えば、多くの人が自分と同じポイントで買っているからです。だからこそ同じ価格帯で売りが多く出るのです。他の人と同じことをしていたら当然勝てるはずもありません。

つまり買うべき値段の感覚がズレているのです。ですから多少シャクではあっても、ズレをきちんと受け入れ、買いたい値段から一段下げたところを買うという前回書いた手法を使うのです。そうすることで、最初に買いたいと思った値段で売ることは簡単になります。

■その場しのぎではないか?

はい、その通りです。自分が「買い」と思う位置がズレていることを利用したその場しのぎ、もしくは数か月くらいしか通用しない手法です。大切なのは、このズレがどのくらいなのかを見極め、適正にしていくことです。それを勝ちながら修正することができる、という意味では最高の手法だと思います。

お恥ずかしい話ですが、前回触れたように私は2月に入り、大失態を犯してしまいました。その後もなかなかうまくいかず、含み損になるケースも多々ありました。そこで、前回レポートに書かせていただいたこの手法を思い出し、先週はずっとこの「ズレ手法」を使ってトレードしていました。

これだけ長くやっていてもズレてしまうことはあります。大切なのはそのズレに早い段階で気付き、それを勝ちながら修正することです。この手法のおかげで先週は久々に利益が形になりました。

今回は自己紹介も入ってしまったので文字数的にここまでです。次回は再度メンタルについて書くか、手法についてご紹介するか今は迷っています。できるだけ早めに更新したいと思います。

余談ですが、トレード環境の写真を紹介する記事をブログにアップしました。
詳しくは「デイトレードで毎日を給料日にしよう」で検索すると出てくる個人ブログで見て下さい。

あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。

どんな人にも面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。


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執筆者名:R
ブログ名:デイトレードで毎日を給料日にしよう♪

《HK》

 提供:フィスコ

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