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【市況】個別銘柄戦略:AIやフィンテックなどの循環物色へ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

 

20日のNY市場はプレジデンツデーの祝日で休場。シカゴ日経225先物は時間外で横ばい推移。円相場は1ドル113円台前半での推移のなか、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。ただ、昨日の日経平均は25日線や一目均衡表の雲上限といった水準が支持線として意識されており、底堅さがみられていた。売り込みづらい需給状況のなか、自律反発を狙った動きもありそうだ。とはいえ、FOMC議事録やトランプ政権の政策発表待ち、更に東芝問題など、積極的な売買は手控えられよう。そのため、物色としては前日に終日強含みに推移して日経平均を下支えしていたソフトバンクG<9984>の動向が引き続き注目されるほか、東芝<6502>の底入れを探る展開のなか、個人主体による中小型株にシフトしやすい。個人の需給状況は良好であり、東証2部、マザーズ、JASDAQのAIやIoT、フィンテックなどのテーマ株の循環物色は活発である。特にマザーズ銘柄には2月上旬を高値に足下調整をみせていたこともあり、仕切り直しの動きが意識されやすいだろう。その他、格上げが観測されているMonotaRO<3064>、良品計画<7453>などが注目されそうだ。
《SK》

 提供:フィスコ

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