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【材料】海運株は強含む、前週後半からバルチック指数が底入れ反騰へ

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本郵船<9101>が値刻みこそ小幅ながら4日続伸と上値慕いの展開にあるほか、川崎汽船<9107>、NSユナイテッド海運<9110>、飯野海運<9119>なども堅調な値動きをみせている。世界的な景況感の回復を背景に市況関連銘柄には追い風が吹いている。非鉄市況の上昇が顕著だが、最近では鉄鉱石の価格急騰などが鉄鋼や自動車業界にも影響を与えている。そうしたなか、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の値動きを表すバルチック海運指数も底入れから反騰色を見せ始めた。

 バルチック海運指数は前週末に31ポイントの上昇をみせ741まで回復、前週後半の2日間で7.7%の急上昇をみせていることから、同指数と株価連動性の高い海運株を刺激する材料となっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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