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【市況】【ソーシャルレポーター】個人投資家ユウ氏:オプションの儲け方(その2)

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ユウ氏(ブログ「Yのマーケットの見方」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017月2月17日15時に執筆

「Yのマーケットの見方」のユウです!

この記事をご覧の投資家さんは、225先物やTOPIX先物だけで勝負している方も多くおみえになると思います。

しかし、オプションも使えば、投資戦略の自由度と心地よさが格段に高まります。

現在、当方は、オプションの買い中心の投資戦略で勝負しているわけですが、損失は限定(オプションのコスト分だけ)で枕を高くして寝れますし、先物も合わせて駆使することにより、心地よくポジションを取ることができます。

オプションの買い中心の投資戦略とは、オプションの買いと売りを組み合わせるものの、最大損失は、オプションのポジションを仕掛けたコストだけという投資戦略を意味しています。

先週の金曜日、2月10日は、日経225オプション2月限のSQでしたが、先週、オプションの儲け方のひとつの例として、オプションのポジションと先物を合わせたトレードを実際に行いましたのでご紹介します!

先週、2月8日、お昼前に18880円で先物を買って、引け前に18990円で売却して利益を得ました。

その際に、既に18750プット買建てを始点とするプットサイドのポジションを取っていましたので、ほとんど損失について心配せずに、先物のポジションを取ることができました。

プットサイドのポジションは、最低単位で書きますと、18750プット買い1枚、18500プット売り2枚、18250プット買い2枚です。(当方の実際のポジションの枚数とは異なります。)

SQも2月10日に迫っており、日経225の現値に近いプットオプション、この場合ですと、18750プットは、日経225の値下がりに対して、プレミアム(価格)がより大きく上昇します。

だから、先物がたとえ大きく値下がりして損失となっても、プットサイドのポジションを解消すれば、余りある利益を手にすることができる見込みがあったのです!

だから、ほとんど躊躇なく、先物の買いポジションを取ることができました!

このように、オプションだけでなく、先物と組み合わせれば、より自由で多様な投資戦略を取ることができます。

ということで、数字にそこそこ強い投資家さんは、ぜひ、オプションも勉強されることをお勧めします!

オプションの特性をしっかり勉強することが大事ですからね!

損失限定のオプション買い中心の投資戦略だけでも駆使できると、投資がさらに楽しくなると思いますよ!

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執筆者名:ユウ
ブログ名:Yのマーケットの見方

《MT》

 提供:フィスコ

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