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【市況】個別銘柄戦略:IoTやAI、衛星関連などに注目

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより

週明けの米国市場はプレジデンツ・デーの祝日で休場となるため、海外勢のフローは期待しづらいところであろう。また、東芝問題による需給面での影響が続くことになりそうだ。3月期末まで時間はなく、進展が見極めづらいなか、機関投資家の保有株放出による需給懸念への警戒が強まりやすい。そのため、物色の流れは、インデックスに振らされ難い個人主体による中小型株にシフトしやすい。その他、期末を意識したリバランスの流れから、高値圏に位置する銘柄への利食いに対して、売り込まれていた銘柄へのショートカバーが入りやすくなりそうだ。

その他、ソフトバンクグループ<9984>は、子会社の米携帯電話4位スプリントの経営権を、同3位のTモバイルUSの親会社である独ドイツテレコムに売却する検討に入っていることが、17日分かったと、メディアが一斉に報じている。報道によると、ソフトバンクとドイツテレコムは4月にも正式な交渉を始める見通しと伝えており、市場は改めてソフトバンクグループの動向に関心が集まることになる。「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の動きが意識されるなか、IoTやAI、衛星関連などに関心。

《SK》

 提供:フィスコ

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