市場ニュース

戻る

【市況】FOMC議事録やトランプ政策待ち/オープニングコメント


 20日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。週明けの米国市場はプレジデンツ・デーの祝日で休場となるため、海外勢のフローは期待しづらいところであろう。また、早期利上げに対していっそう現実味が増してきているなか、22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、この内容を受けて、より3月利上げへの思惑が強まる可能性を見極めたいところ。

 一方で、トランプ大統領と議会がどのような政策で景気を刺激するのかが不透明なため、政策待ちとなる。2月中に発表されることから、発表までは様子見姿勢に向かいやすいだろう。市場は過度な期待を織り込んでいるとみており、発表後は失望につながるとの見方がコンセンサスのようである。とはいえ、連日で過去最高値を更新している米国市場については、良好な需給状況のなか、すぐさまトレンドが崩れることはないだろう。

 日本については東芝問題による需給面での影響が続くことになりそうだ。17日時点で東芝の時価総額は7797億円となり、この1ヵ月半程度で1兆円超も目減りしている。売却を検討しているメモリー事業の事業価値が1.5兆円規模ともいわれており、売却交渉の進展次第では経営不安が後退する。しかし、3月期末まで時間はなく、進展が見極めづらいなか、機関投資家の保有株放出による需給懸念への警戒が強まりやすい。

 そのため、物色の流れは、インデックスに振らされ難い個人主体による中小型株にシフトしやすい。その他、期末を意識したリバランスの流れから、高値圏に位置する銘柄への利食いに対して、売り込まれていた銘柄へのショートカバーが入りやすくなりそうだ。
《AK》

 提供:フィスコ
お気に入りを追加しました。
x
お気に入りを削除しました。
x

日経平均