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【通貨】来週の為替相場見通し=米早期利上げ観測の行方を注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、依然米国の早期利上げ観測の行方を注視する展開が見込まれる。予想レンジは1ドル=112円00~114円50銭。

 この週は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で早期利上げに前向きな発言をしたことを契機に15日に急激なドル高が進行したが115円突破はできなかった。このため、ドル円相場は週後半に失速した。来週も、米早期利上げの有無が関心を集めそうだ。なかでも、22日に発表される米1月中古住宅販売件数に加え、1月31日~2月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録は関心を集めそうだ。今後の金融政策の方向性を探るためFOMC議事録の内容が吟味されるとみられる。また、24日には米1月新築住宅販売件数が発表される。月末の28日にトランプ米大統領は米議会の上下両院合同本会議で経済などの基本政策を示す演説を行う予定であり、来週後半からは様子見姿勢が強まる可能性もある。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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