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2017年02月17日16時47分

【市況】【↓】日経平均 大引け| 続落、材料難のなか円高で売り優勢 (2月17日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  19228.74
高値  19275.39(10:31)
安値  19173.53(09:30)
大引け 19234.62(前日比 -112.91 、 -0.58% )

売買高  20億2929万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0121億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続落、材料難で売り優先
 2.前日の欧米株は高安まちまちだが、為替の円高が逆風
 3.前日に続く日銀ETF買いに対する期待も風向きは変わらず
 4.週末要因絡み買い意欲は乏しく、売買代金も低下傾向に
 5.東芝の下値模索続き、内需では不動産株に売りが目立つ

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは7ドル高と6日連続で過去最高値更新。利益確定売りに押され気味も、トランプ政権の大型減税策への期待感からやや買いが優勢だった。

 東京市場では、目先手掛かり材料難で買いが手控えられる展開となり、日経平均株価は1万9200円台近辺での安値もみ合いとなった。

 17日の東京市場は、前日の欧米株市場が高安まちまちだったほか、外国為替市場で1ドル=113円台前半と円高方向に振れたことなどから、主力株中心にリスクを回避する動きが強まった。国内企業の決算発表が大方出揃い、買い手掛かりを欠いたことも、個別株物色の勢いを削ぐ要因となったようだ。食料品や医薬品などディフェンシブセクターの一角が買われた一方、主力輸出株や、内需では不動産株などが売られ投資家心理を冷やした。前日も発動された日銀のETF買いに対する思惑が下値を支えたものの、全般のムードは変えられなかった。週末要因も絡み押し目に買い向かう動きも限定的であり、東証1部の売買代金は活況の目安とされる2兆円台をかろうじてキープしたとはいえ低調だった。

 個別では、売買代金断トツの東芝<6502>が続急落となった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、トヨタ自動車<7203>も売りに押された。ソフトバンクグループ<9984>が軟調。東海カーボン<5301>が大きく下落、三井不動産<8801>など不動産株も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>が下値模索の展開となり、ダイキン工業<6367>も安い。
 半面、トレンドマイクロ<4704>が物色人気となり、任天堂<7974>もしっかり。ブイ・テクノロジー<7717>も堅調だった。新日本電工<5563>が高く、日本CMK<6958>も上昇した。薬王堂<3385>が活況高となったほか、ニチイ学館<9792>、日本ライフライン<7575>なども買いを集めた。アサヒグループホールディングス<2502>も高い。
 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はトレンド <4704> 、アサヒ <2502> 、信越化 <4063> 、電通 <4324> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約28円。うち16円はトレン1銘柄によるもの。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ダイキン <6367> 、ファナック <6954> 、ユニファミマ <8028> 。押し下げ効果は約67円。

 東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)食料品、(2)ゴム製品、(3)サービス業、(4)水産・農林業、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)石油石炭製品、(3)証券商品先物、(4)鉱業、(5)輸送用機器。

■個別材料株

△ネクステージ <3186>
 1→2の株式分割を実施。
△RSテクノ <3445>
 再生半導体ウエハーの拡大で連続最高益。
△AWSHD <3937> [東証M]
 1→2の株式分割を実施。
△DWTI <4576> [JQG]
 6億円の資金借入を発表。
△トレンド <4704>
 前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は7%増益。
△新日本電工 <5563>
 17年12月期の業績回復見通し。
△イハラサイエ <5999> [JQ]
 車両用油圧配管を製造する中国社を買収。
△アドベンチャ <6030> [東証M]
 航空券サイト利用者数増加で大幅増収増益。
△ARM <8769> [JQ]
 1→2の株式分割を実施。
△ニチイ学館 <9792>
 「日本生命と共同で保育事業を展開」と報道。

▼アエリア <3758> [JQ]
 東証が信用規制を強化。
▼東芝 <6502>
 16日に「東証2部へ降格の公算高まる」と報道。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)トレンド <4704> 、(3)ネクステージ <3186> 、(4)AGS <3648> 、(5)新日無 <6911> 、(6)デザインワン <6048> 、(7)オープンH <3288> 、(8)新日本電工 <5563> 、(9)アビスト <6087> 、(10)兼松サステ <7961> 。

 値下がり率上位10傑は(1)カルソカンセ <7248> 、(2)キムラタン <8107> 、(3)U-NEXT <9418> 、(4)東芝 <6502> 、(5)インベスC <1435> 、(6)アルパイン <6816> 、(7)東海カ <5301> 、(8)野村不HD <3231> 、(9)アイダ <6118> 、(10)東亜建 <1885> 。


【大引け】

 日経平均は前日比112.91円(0.58%)安の1万9234.62円。TOPIXは前日比6.53(0.42%)安の1544.54。出来高は概算で20億2929万株。値上がり銘柄数は887、値下がり銘柄数は963となった。日経ジャスダック平均は2923.58円(11.36円高)。

[2017年2月17日]

株探ニュース

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