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2017年02月17日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:トレンド、薬王堂、山一電機

トレンド <日足> 「株探」多機能チャートより
■トレンドマイクロ <4704>  4,840円  +445 円 (+10.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 16日、ウイルス対策ソフト大手のトレンドマイクロ <4704> が決算を発表。16年12月期の連結経常利益は前の期比3.1%増の351億円と、従来予想の289億円を上回り減益予想から一転して増益で着地。続く17年12月期も前期比7.3%増の377億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。前期業績の上振れはストックオプション関連費用やマーケティング費用などが想定を下回ったことが背景。今期は前期に買収したTipping Pointが通期フル寄与する北米事業を中心に業績が拡大し、11.6%の大幅増収を見込む。業績好調に伴い、従来未定としていた前期の期末一括配当を141円(前の期は110円)実施するとした。なお、今期の年間配当は未定としている。

■薬王堂 <3385>  2,339円  +123 円 (+5.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 薬王堂<3385>が大幅3日続伸。16日夜のテレビ東京系トーク・ドキュメンタリー番組「カンブリア宮殿」で、投資ファンドのレオス・キャピタルワークスの藤野英人社長が注目している企業として挙げており、これを好材料視した買いが入っている。同氏によると、「東日本全体が薬王堂で占められる日が来るのではないかと思うくらい面白い企業」と評価。また、同社のほか番組で取り上げられたニイタカ<4465>も堅調な推移となっている。

■山一電機 <6941>  1,535円  +70 円 (+4.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 山一電機<6941>は全般地合い悪の間隙を縫って上昇トレンドが鮮明、3連騰で2006年4月以来約11年ぶりの高値圏に浮上した。スーパーサイクル突入ともいわれる好調な半導体需要を背景に、IC基板装置や検査装置に使うバーンインソケットで断トツの世界シェアを誇る同社にも強力な追い風が吹いている。17年3月期の連結最終利益は従来予想の17億8000万円から20億円(同39.0%増)へ大幅上方修正している。発行株数2300万株と小型で浮動株比率も低いが、流動性に富んでおりファンド系資金とみられる継続的な買いも観測される。また、直近話題を集めている「ひふみ投信」の組み入れ上位銘柄にも入っていることで、個人投資家など短期筋の買いも誘っているもようだ。

■新日本電工 <5563>  340円  +15 円 (+4.6%)  11:30現在
 新日本電工<5563>が急伸、昨年来高値を更新した。同社16日、16年12月期の連結業績予想の修正を発表し、最終損益は10億円の赤字から1億円の赤字(前の期は141億8100万円の赤字)へ修正した。合金鉄市況の回復で当初10億円を予定していた追加の減損を行わないことから赤字幅が縮小する。17年12月期の業績は急回復する見込みだ。売上高660億円(前期推定比14%増)で、最終損益は35億円の黒字を予想している。主力のフェロマンガンの国際市況が昨年末にかけ上昇基調にあり、今期も緩やかな値上がりが続く見通しだ。合金鉄事業の徳島工場における新規取得固定資産は、今後の収益好転が見込めることから今期の減損計上は見送る。これに伴い、3期連続の最終赤字は回避される見通しだ。

■RSテクノ <3445>  5,660円  +250 円 (+4.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 RS Technologies <3445> が5連騰し、連日で上場来高値を更新した。同社は14日に決算を発表。16年12月期の連結経常利益は前の期比54.7%増の14.5億円に拡大して着地。続く17年12月期も前期比25.9%増の18.2億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことを材料視した買いが続いている。前期は三本木工場の生産力増加や台湾新工場の本格稼働で、下期に再生処理した半導体シリコンウエハーの販売が大きく伸びた。今期も両工場のフル稼働で、今後も拡大が見込まれる半導体関連メーカーの需要を取り込み、大幅増益を達成する見通しだ。

■ブイ・テクノロジー <7717>  17,370円  +480 円 (+2.8%)  11:30現在
 ブイ・テクノロジー<7717>が全体相場に逆行、4日ぶりに反発に転じた。同社は液晶や有機EL向け製造装置を手掛けるが、特にここ市場が急拡大の兆しにある有機EL関連の設備投資需要を捉えている。有機EL分野は関連各企業の成長ドライバーとなっているが、同社の場合は蒸着プロセスで必須商品であるファイン・ハイブリッド・マスク(FHM)を手掛けていることで収益拡大への期待が強い。現在、中国メーカーと交渉中の製造装置について一括請負に成功した場合は500億円規模の売り上げが見込めることを会社側も認めており、業績変貌の可能性が高いとみられている。直近は利益確定売りに押されていたが、1万7000円を割り込んだ水準では買い板が厚い。

■シャープ <6753>  329円  +7 円 (+2.2%)  11:30現在
 シャープ<6753>は買い優勢。同社は17日寄り付き前、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業損益を373億円から474億円(前期1619億6700万円の赤字)へ、最終損益を372億円の赤字から271億円の赤字(同2559億7200万円の赤字)へそれぞれ上方修正した。売上高は2兆500億円(前期比16.7%減)で据え置いたものの、損益の改善を評価する買いを呼び込んでいる。原材料購入に関する契約内容を変更したことで、買付契約引当金が減少し、売上原価が減少する見込みとなったことが背景。同社は台湾・鴻海精密工業傘下で経営再建を進めているが、足もとの収益は改善傾向にあることが確認されている。

■高松グループ <1762>  2,647円  +35 円 (+1.3%)  11:30現在
 高松コンストラクショングループ<1762>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は16日、同社株のレーティングの「バイ」を継続するとともに、目標株価を3400円から3600円に引き上げた。子会社の高松建設の賃貸マンションなど建築事業が好調なほか、青木あすなろ建設<1865>も堅調。17年3月期の連結営業利益は会社予想110億円に対し125億円(前期比20%増)の増額を予想しているほか、18年3月期は同137億円への増益を見込んでいる。

■ANAホールディングス <9202>  327.2円  +2.7 円 (+0.8%)  11:30現在
 ANAホールディングス<9202>が反発。前日は、一部報道で「重要な経営課題に関する会見を15時に予定している」と報じられ、事業リスクに対する警戒感から売られたが、会見の内容は傘下のANAの社長交代に関するものであったことから、安心感が生じているようだ。

■日本郵船 <9101>  246円  +2 円 (+0.8%)  11:30現在
 日本郵船<9101>をはじめ、NSユナイテッド海運<9110>、明治海運<9115>、飯野海運<9119>など海運株が総じて高い。業種別上昇率で上位となっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の低迷が目立っており、一部大型船で採算割れの成約も発生していることが伝わっている。ただ、中国の景気減速懸念がここにきて後退していることや、鉄鉱石の価格急騰が伝わるなど足もとの外部環境には変化が出ている。そうしたなか、ばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数も下落基調が続いていたが、足もと底入れの兆候が出始めた。バルチック指数は前日16日時点で22ポイント高の710と続伸。これを受けて同指数と株価連動性の高い海運株にも買い戻す動きが出ている。

■福井コン <9790>  2,839円  +23 円 (+0.8%)  11:30現在
 福井コンピュータホールディングス<9790>は小動き。16日の取引終了後、子会社福井コンピュータドットコムが、バーチャルリアリティー(仮想現実、以下VR)技術を活用して、圧倒的な没入感でマンション完成イメージが体感できる「マンションVRシステム」を4月に正式リリースすると発表したが、市場の反応は限定的のようだ。同システムは、「検討するタイプのモデルルームがない」「希望階の眺望イメージがよく分からない」などのモデルルーム利用者の要望に対し、「リアル」のモデルルームでは訴求しづらい部分を「バーチャル」のVRシステムで補完するのが狙い。フル3Dのバーチャル空間を見回すだけではなく、ユーザーの目線で自由に歩き回ったり、手をかざしたり座ったりするなどして、その場にいるかのような圧倒的な「没入感」を得ることができるとしている。なお、正式リリースに先駆けて東京建物<8804>が手掛けた「ブリリアタワー八王子」にシステムを導入し、2月から試験運用を開始しているという。

■ディップ <2379>  2,367円  +17 円 (+0.7%)  11:30現在
 ディップ<2379>がしっかり。16日の取引終了後、17年3月期の期末配当について、記念配当2円を実施し計19円にすると発表しており、これを好感した買いが株価を下支えしている。今年3月14日に設立20周年を迎えるのを記念して実施するという。なお、年間配当は35円を予定している。

■オリックス <8591>  1,751円  +8.5 円 (+0.5%)  11:30現在
 オリックス<8591>がしっかり。16日の取引終了後、自社株買いの取得期間を5月15日まで延長すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。10月26日に発表した今回の自社株買いでは、上限を3900万株(発行済み株数の2.97%)、または500億円を上限としており、当初の取得期間は3月31日までだった。なお、1月31日現在で169万1600株を取得しており、取得価額の総額は26億776万円に上っている。

■シンプロメンテ <6086>  2,275円  +400 円 (+21.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 16日、店舗のメンテナンスを手掛けるシンプロメンテ <6086> [東証M]が乃村工芸社 <9716> と資本業務提携に向けて基本合意したと発表したことが買い材料視された。乃村工芸社の子会社で設備メンテナンスを展開するテスコを株式交換で完全子会社化する。乃村工芸社とは合弁会社を設立し、飲食店などの新設・改装向けサービスで協業する。発表を受けて、店舗内装などディスプレイ事業最大手の乃村工芸社との提携による事業拡大に期待する買いが向かった。

●ストップ高銘柄
 ジーダット <3841>  1,114円  +150 円 (+15.6%) ストップ高   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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