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【市況】東京株式(寄り付き)=続落、円高など背景に売り優勢で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比118円安の1万9228円と続落。

 前日の欧米株市場は高安まちまちの展開、米国株市場ではNYダウが引けにかけて切り返し小幅プラス圏で着地したものの、ナスダック指数、S&P500指数ともに軟調で上昇一服感が台頭。外国為替市場では1ドル=113円台前半まで円高方向に振れており、東京市場では輸出主力株中心に逆風環境にある。前日に機関投資家とみられる大口の売りが観測され地合いを悪化させる背景となったが、きょうも同様の手口が出るかどうか警戒されそうだ。一方、下値も限定的という見方はある。前日に日銀が2月に入って3回目となる704億円のETF買いを入れており、きょうも下押す場面ではETF買い発動に対する思惑から押し目買いを誘導する可能性がある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、空運、ゴム製品、電力ガス、その他金融などを除き安い。値下がりで目立つのは輸送用機器、不動産、鉱業、機械など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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