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【市況】11時時点の日経平均は反落、洋ゴムが大幅続伸し上昇率上位にランクイン

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時05分現在の日経平均株価は19308.57円(前日比129.41円安)で推移している。15日の米国市場では予想を上回る経済指標が好感されたほか、トランプ政権による大規模減税策への期待もありNYダウなどの主要株価指数が連日で最高値を更新した。ただ、円相場は一時1ドル=115円手前で円安一服となり、本日の日経平均は6円安でスタートした。寄り付き後は小幅安水準でのもみ合いが続いていたが、上値の重さや手掛かり材料の乏しさが意識され、前場中ごろを過ぎると下げ幅を急拡大した。

個別では、東芝<6502>が3日続落し、3%安で推移している。東証2部への降格見通しなどが報じられている。トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、KDDI<9433>、NTT<9432>も軟調で、みずほ<8411>は小安い。楽天<4755>やユニチャーム<8113>は3%超安と下げ目立つ。また、SBSHD<2384>、シーズHD<4924>、インフォMT<2492>などが東証1部下落率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>などが小高い。前日売られた任天堂<7974>も反発。また、洋ゴム<5105>が引き続き決算を受けて大きく買われており、ローツェ<6323>やU?NEXT<9418>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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