【市況】ETF売買動向＝16日寄り付き、日経レバの売買代金は88億円と低調

　16日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比55.4％減の143億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同55.9％減の128億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、Ｓｉｍｐｌｅ－Ｘ　ＮＹダウジョーンズ・インデックス <1679> 、ＭＡＸＩＳ 海外株式（ＭＳＣＩコクサイ）上場投信 <1550> 、ＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> など11銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が7.00％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.00％高、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> が3.03％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> は4.30％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が25円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金88億1200万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均187億2200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が12億6200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が8億8800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が5億6200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が5億円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が1億9700万円の売買代金となっている。

株探ニュース