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2017年02月16日08時50分

【経済】トランプ政権と対峙するFRB


 米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は15日、下院金融サービス委員会で議会証言を行い、利上げ継続の必要があることを示唆した。14日に行われた証言と内容的に大きな差はなかったが、質疑応答では金融緩和政策や銀行規制について、共和党議員から厳しい質問を受けた。

 報道によると、共和党のヘンサーリング委員長は「ゼロ金利や、FRBのバランスシート拡大が健全な経済につながると裏付ける材料は全く存在しない」と指摘した。同委員長は、FRBが政策ルールを無視した場合、議会が金利政策を監視する規制案を計画する。

 イエレンFRB議長はFRB(中央銀行)の独立性が脅かされることを強く警戒しているとみられているが、トランプ大統領はFRBに対する議会の影響力を大幅に高めることを計画しているとの見方が多い。この場合、FRBの金融政策における自由度はかなり低下する可能性があるため、金利見通しの不確実性は高まり、ドル高継続の思惑はやや後退する可能性がある。
《MK》

 提供:フィスコ

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