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【材料】キャンバス---2017年6月期第2四半期の事業収益は9.4%増、研究開発を進める

CANBAS <日足> 「株探」多機能チャートより

キャンバス<4575>は13日、2017年6月期第2四半期(16年7~12月)決算を発表。事業収益は前年同期比9.4%増の0.55億円、営業損失は2.19億円、経常損失は2.09億円、四半期純損失は2.10億円だった。

同社が創出した抗癌剤候補化合物CBS9106は、米国Stemline Therapeutics社と全世界におけるライセンス契約を締結しており、技術アドバイザリーフィー0.55億円を事業収益として計上した。

同社は抗癌剤に特化した研究開発を行う創薬企業で、現時点では上市された製品はない。臨床試験再開の準備を進めているCBP501をはじめとした候補化合物の研究開発を進める先行投資の段階にある。

17年6月期通期については、事業収益が前期比4.5%増の1.10億円、営業損失が4.65億円、経常損失が4.66億円、当期純損失が4.67億円とする直近に公表した業績予想を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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