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【材料】ニコンは5日ぶり急反落、デジタルカメラ不振で17年3月期の最終赤字幅拡大

ニコン <日足> 「株探」多機能チャートより
 ニコン<7731>は5日ぶり急反落。同社は13日取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を8000億円から7500億円(前期比8.5%減)へ、営業利益を490億円から440億円(同38.8%増)へ、最終損益を60億円の赤字から90億円の赤字(前期182億5400万円の黒字)へ修正した。

 FPD露光装置の販売が引き続き好調に推移している一方、デジタルカメラ関連製品や産業機器市場の減速の影響が売上高・営業利益を押し下げた。また、構造改革関連費用を積み増したことも最終損益を悪化させた。なお、第4四半期以降の為替レートは、1ドル=110円、1ユーロ=120円を前提としているという。

 同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月)決算は、売上高5658億9300万円(前年同期比8.2%減)、営業利益421億8200万円(同67.1%増)、最終損益8億3100万円の赤字(前年同期187億900万円の黒字)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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