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【材料】イデアインターナショナル---2Qはインテリア雑貨が好調、粗利率も大きく改善

イデアインタ <日足> 「株探」多機能チャートより

イデアインターナショナル<3140>は10日、2017年6月期第2四半期累計(2016年7-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比8.6%増の33.15億円(前年同期は30.52億円)、営業利益が同55.5%増の0.88億円(前年同期は0.57億円)、経常利益が同53.3%増の0.44億円(前年同期は0.28億円)、四半期純利益が同31.6%増の0.34億円(前年同期は0.26億円)となった。

売上面に関して、インテリア雑貨において、キッチン雑貨を中心としたインテリア商品ブランドが好調に推移した。更にデザイン性の優れる「セラミックコート鍋」等のホットプレートのオプション商品も計画を上回る売上となった。また、トラベル商品ブランドも前期に比べて直営店が増加したことにより、売上を伸ばした。

利益面に関して、今期は商品認知率を高める戦略に基づき、前期よりも大幅に広告宣伝費を投入しているが、前年同期よりも自社商品売上比率が高くなり、粗利率が大きく改善した。

今後はインテリア雑貨ショップ、オーガニックショップの複合型店舗を中心に積極的に出店を加速化する。また戦略的に広告宣伝を投入しEコマース販売強化を行うことで、より粗利率の高い販路の売上拡大を図り、粗利率の向上に取り組むとしている。

2017年6月通期の業績予想は、売上高が前期比23.6%増の76.16億円、営業利益が同44.4%増の2.64億円、経常利益が同33.8%増の1.98億円、当期純利益が同27.1%減の1.88億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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